9日の米株式市場の概況、NYダウ196ドル高で最高値更新 利下げ観測が支援

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 9日の米株式市場では、NYダウが前日比196.39ドル高の4万5711.34ドルと続伸し、最高値を更新した。労働省は今年3月までの1年間の就業者数が91万1000人程度の下方修正になるとの推計値を発表した。利下げ観測を強める形となり、株式相場を支援した。

 ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>が急伸。ゴールドマン・サックス・グループ<GS>やJPモルガン・チェース<JPM>が株価水準を切り上げたほか、アンフェノール<APH>やレディット<RDDT>、サークル・インターネット・グループ<CRCL>が高く、イオンQ<IONQ>とテック・リソーシズ<TECK>、ウルフスピード<WOLF>が大幅高となった。半面、シャーウィン・ウィリアムズ<SHW>が売られ、キャタピラー<CAT>やホーム・デポ<HD>が冴えない展開。デル・テクノロジーズ<DELL>が軟調に推移し、プラネット・ラボ<PL>とヒューマナ<HUM>が急落。パックス・グループ<PACS>が安い。

 ナスダック総合株価指数は80.79ポイント高の2万1879.48と続伸し、連日で最高値を更新した。エヌビディア<NVDA>やアルファベット<GOOGL>、メタ・プラットフォームズ<META>がしっかり。アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>とアマゾン・ドット・コム<AMZN>が堅調となり、アトラシアン<TEAM>が値を飛ばし、ネビウス・グループ<NBIS>とトルマリン・バイオ<TRML>が急騰した。半面、アップル<AAPL>が値を下げたほか、セイルポイント・テクノロジーズ・ホールディングス<SAIL>とフォックス<FOXA>が大幅安となった。

出所:MINKABU PRESS

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