トラースOPが後場急落、7月中間期の営業損益は300万円の赤字

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 トラース・オン・プロダクト<6696.T>は後場急落している。同社は9日正午ごろ、26年1月期第2四半期累計(2~7月)の単独決算を発表した。営業損益は300万円の赤字(前年同期は1800万円の赤字)と前年同期との比較では赤字幅が縮小したものの、第1四半期(2~4月)の黒字から中間期では赤字へ転落したことを嫌気した売りが膨らんだようだ。

 7月中間期の売上高は前年同期比52.3%増の2億4700万円だった。3月に大手携帯キャリアショップ約2000店舗へデジタルサイネージプラットフォーム「CELDIS」の採用が決まったTRaaS事業と、STBなどの引き合いが増えた受注型Product事業が大幅な増収増益になった。AI電力削減ソリューション「AIrux8」や流通小売り店舗向けDX製品「店舗の星」に関する投資も強化した。両プロダクトは実導入に向けてプロジェクト規模が拡大する傾向にあり、月額収益の積み上げには一定の時間が掛かる見通しとしている。テクニカルサービス事業は減収減益だった。
 
出所:MINKABU PRESS

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