アドテストが群を抜く売買代金こなし最高値更新、半導体セクター上昇の牽引役として再び名乗り上げる
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アドバンテスト<6857.T>が大商いで急伸をみせ、7月16日の上場来高値1万2040円を約2カ月ぶりに大幅更新した。売買代金は全市場を通じて群を抜く水準をこなしており、国内外の機関投資家による買いポジションを高める動きが加速している。前日の米国株市場ではAI半導体大手のエヌビディア<NVDA>がしっかりだったほか、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3日続伸と上値指向を強めている。直近では半導体ソリューション及びソフトウェア設計・開発を手掛けるブロードコム<AVGO>が市場予想を上回る好決算で株価を急上昇させており、この流れがAI半導体向けテスターで高水準の市場シェアを獲得しているアドテストにも波及した経緯がある。東京市場でも半導体関連株に対する投資家のセンチメントが急改善するなか、その代表格として足もとで改めて同社株にマーケットの視線が集まっている。 出所:MINKABU PRESS