学情が急反落、25年10月期業績予想を一転減益予想へ下方修正

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 学情<2301.T>が急反落している。8日の取引終了後、25年10月期の単独業績予想について、売上高を123億円から110億円(前期比2.5%増)へ、営業利益を30億円から21億円(同21.0%減)へ、純利益を23億円から17億2000万円(同22.9%減)へ下方修正し、増益予想から一転して減益予想としたことが嫌気されている。

 4月以降の景気減速懸念で新卒採用マーケットが減速し、第3四半期累計(24年11月~25年7月)業績が大幅減益となったことに加えて、7月以降は景気減速懸念の影響は薄れてきているものの、依然として不透明感が残り採用予算を一部留保する企業が増加していることが要因。また、新卒採用市場における早期化・難化や人材ニーズの多様化などに対応するため、戦略的成長投資を継続していることも利益を圧迫する。

 なお、第3四半期累計決算は、売上高70億6300万円(前年同期比0.8%増)、営業利益8億4800万円(同33.9%減)、純利益7億6900万円(同33.6%減)だった。

出所:MINKABU PRESS

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