8日の米株式市場の概況、NYダウ114ドル高 ナスダックは最高値更新

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 8日の米株式市場では、NYダウが前週末比114.09ドル高の4万5514.95ドルと反発した。週内には物価関連の経済指標の発表が相次ぐ予定だが、根強い利下げ観測が全体相場の下支え要因となった。ナスダック総合株価指数は最高値を更新した。

 ウォルマート<WMT>やユナイテッドヘルス・グループ<UNH>が買われ、IBM<IBM>が堅調。オラクル<ORCL>やライブ・ネイション・エンターテインメント<LYV>、ベンチャーグローバル<VG>が値を上げ、プラネット・ラボ<PL>が高い。一方、ベライゾンコミュニケーションズ<VZ>が値を下げ、スリーエム<MMM>が冴えない展開。CVSヘルス<CVS>やチポトレ・メキシカン・グリル<CMG>、レディット<RDDT>が下値を探った。

 ナスダック総合株価指数は98.31ポイント高の2万1798.69と反発した。エヌビディア<NVDA>やアマゾン・ドット・コム<AMZN>、マイクロソフト<MSFT>がしっかり。リフト<LYFT>やニュータニックス<NTNX>が株価水準を切り上げ、アップロビン<APP>やエコスター<SATS>、ロビンフッド・マーケッツ<HOOD>が急伸。ラポート・セラピューティクス<RAPP>やフォワード・インダストリーズ<FORD>が値を飛ばし、ダイアンサス・セラピューティクス<DNTH>とエイトコ・ホールディングス<OCTO>が大幅高となった。一方、テスラ<TSLA>やアップル<AAPL>が値を下げ、テキサス・インスツルメンツ<TXN>やペプシコ<PEP>、マイクロストラテジー<MSTR>が軟調だった。

出所:MINKABU PRESS

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