<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」1位にインタートレ
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「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の5日午後2時現在で、インタートレード<3747.T>が「売り予想数上昇」で1位となっている。 同社の持ち分法適用関連会社でフィンテック事業を手掛けるデジタルアセットマーケッツが8月19日、電算システムホールディングス<4072.T>傘下の電算システムが構築を目指すステーブルコイン決済送金基盤を支援することを決定し、その一環としてブロックチェーン決済に係るコンサルティング業務委託契約を締結したと発表。支援サービスにあたってはインタートレと連携して提供するとしたことで、インタートレ株が急伸し、株価は18日終値467円から8月28日には1440円に急騰した。 これに対して、東京証券取引所が28日の取引終了後、信用取引による新規の売り付け及び買い付けにかかる委託保証金率を29日売買分から50%以上(うち現金20%以上)とする臨時措置を発表。また、日本証券金融も貸借取引自己取引分及び非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分の貸借担保金率を29日売買分から50%(うち現金担保分20%)にすると発表。信用規制による取引負担の増加により、個人投資家からの資金流入が細るとの警戒感から29日の株価は急反落した。その後も株価は続落し、9月3日には800円に下落。ステーブルコイン人気もいったんは収まったとの見方もあり、これらが売り予想数の上昇につながっているようだ。 出所:MINKABU PRESS