株価指数先物【昼】 +1σ水準までの上昇でいったん達成感

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先物

 日経225先物は11時30分時点、前日比280円高の4万2910円(+0.65%)前後で推移。寄り付きは4万2950円と、シカゴ日経平均先物清算値(4万2880円)を上回る形から、買い先行で始まった。ほどなくして4万3000円台を回復すると、現物の寄り付き直後には4万3230円まで買われる場面もみられた。買い一巡後は中盤にかけて4万2860円まで上げ幅を縮め、その後は4万2860円から4万2950円辺りで推移している。

 日経225先物は4万3000円を回復し、一気に4万3230円まで上げ幅を広げたが、ボリンジャーバンドの+1σ(4万3240円)水準まで上昇したことで、いったんは達成感が意識された形だろう。後場は膠着感が強まると考えられるものの、週足の+1σ(4万2570円)を上回って終えるのはほぼ確実であり、4万3000円近辺での底堅さをみせてくるようだと、引けにかけたショートカバーを誘う動きが意識されそうだ。

 NT倍率は先物中心限月で13.87倍に上昇した13.85倍と25日移動平均線(13.83倍)を上回って始まり、75日線(13.85倍)も上抜けてきた。+1σ(13.91倍)に接近する局面ではリバランスが入りやすいだろうが、目先的にはNTロングに振れやすくなったようである。

株探ニュース

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