4日の米株式市場の概況、NYダウ350ドル高 利下げ観測の台頭で

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 4日の米株式市場では、NYダウが前日比350.06ドル高の4万5621.29ドルと4日ぶりに反発した。8月のADP全米雇用レポートは、非農業部門雇用者数の伸びが市場予想に届かず、労働市場の先行き不透明感が意識された。利下げ観測を支持する形にもなり、主力株への買い戻しを誘った。

 ゴールドマン・サックス・グループ<GS>やアメリカン・エキスプレス<AXP>、スリーエム<MMM>が堅調。ロケット・カンパニーズ<RKT>やヒムズ&ハーズ・ヘルス<HIMS>が急伸し、ギャップ<GAP>やメーシーズ<M>が高い。一方、セールスフォース<CRM>が下値を探り、スノーフレイク<SNOW>が軟調。エスティ・ローダー<EL>が売られ、フィグマ<FIG>が大幅安となった。

 ナスダック総合株価指数は209.96ポイント高の2万1707.69と続伸した。アマゾン・ドット・コム<AMZN>が値を飛ばし、メタ・プラットフォームズ<META>やエヌビディア<NVDA>、テスラ<TSLA>がしっかり。Tロウ・プライス・グループ<TROW>とクレド・テクノロジー・グループ・ホールディング<CRDO>が株価水準を大きく切り上げた。半面、アムジェン<AMGN>とペプシコ<PEP>が冴えない展開。テキサス・インスツルメンツ<TXN>とギットラボ<GTLB>が急落した。

出所:MINKABU PRESS

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