<注目銘柄>=ライズCG、人員獲得好調で業績上振れに期待
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ライズ・コンサルティング・グループ<9168.T>は、7月15日に年初来高値1344円をつけたあと調整していたが、8月27日安値1021円を底に再騰機運を高めている。 同社は「戦略の実行」と「成果の上昇」にこだわる総合コンサルティング会社。26年2月期第1四半期連結決算は、売上高22億700万円(前年同期比31.5%増)、営業利益4億9200万円(同38.7%増)、純利益3億4800万円(同33.0%増)と大幅増収増益で着地した。旺盛な需要のなか、人員獲得が好調に推移したほか、若手未経験者が計画よりも早期に戦力化したことで稼働対象コンサルタントの稼働率が95%と高水準に推移したことが牽引。また、外注の活用を増加し更なる売り上げを獲得したことも寄与した。加えて、コストコントロールを適切に行ったことで、営業利益は計画を上回って着地したという。 通期業績予想は、売上高95億3800万円(前期比24.2%増)、営業利益22億8600万円(同16.7%増)、純利益16億5100万円(同16.4%増)の従来見通しを据え置いたが、第1四半期時点で採用が順調に推移するなか、稼働率が高水準で推移していることは業績上振れ要因。また、第1四半期は若手未経験者が早期に戦力化されたことで、稼働対象コンサルタントの平均単価が計画をやや下回ったものの、下期は単価の上昇余地もある。第1四半期時点で営業利益が計画を上回ったことを考慮すると、上方修正の可能性は高そうだ。(温羅) 出所:MINKABU PRESS