内田洋の26年7月期は連続最高益更新を計画、GIGAスクール関連で需要拡大

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 内田洋行<8057.T>は2日の取引終了後、25年7月期の連結決算の発表にあわせて、26年7月期の連結業績予想を開示した。今期の売上高予想は前期比24.0%増の4180億円、営業利益予想は同26.5%増の154億円とした。前期に達成した過去最高業績の更新を目指す。GIGAスクール構想における更新需要や自治体システムの標準化における需要から、公共市場での売上高及び利益について大幅な増加を見込む。民間市場も非製造業を中心に企業業績が堅調に推移し、大手でDXや人材の獲得に対する高水準の投資が続くと予想。ICT関連ビジネスやオフィス構築ビジネスの伸長は継続するとみる。

 25年7月期は売上高が前の期比21.3%増の3370億5500万円、営業利益が同30.3%増の121億7400万円だった。教育ICT分野の案件獲得などが好調だった公共関連事業をはじめ、各事業で増収増益となり、政策保有株の売却益も最終利益を押し上げる要因となった。これを受け、前期の期末一括配当を従来予想から80円増額の300円(前の期は220円)とした。今期の配当も同額を見込む。

出所:MINKABU PRESS

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