5日と25日線【ゴールデンクロス】低PBR 11社選出 <テクニカル特集> 9月2日版
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2日の東京株式市場は日経平均株価が3日ぶり反発。前日の米国株市場がレーバーデーの祝日で休場だったことで手掛かり材料難のなかも、前日の急落の反動でリバウンド狙いの買いを誘導した。半導体製造装置関連は冴えない値動きの銘柄が多かったが、一方で商社株や海運株などバリュー株に強い銘柄が目立ち、全体相場を支える格好に。取引時間中に石破茂首相の自民党両院議員総会での発言を受け、退陣の可能性が低くなったとの見方が広がり、全体相場が軟化する場面もあった。日経平均終値は前日比121円高の4万2310円。プライム市場の値上がり銘柄数は1012、値下がり銘柄数は555、変わらずは51。 本特集では、テクニカル指標「移動平均線のゴールデンクロス」と企業の持つ株主資本(純資産)からみた株価指標で、理論上の解散価値を示す「PBR」に注目しました。プライム市場において、短期的な上昇トレンドに転換した可能性が高まった、5日と25日移動平均線がゴールデンクロスを2日に示現した銘柄をピックアップ。その中からPBRがプライム市場平均(1.48倍)を下回る上値余地のあるとみられる11社を選び出しました。 選出した銘柄は、本格的な上昇トレンドに転換しない場合でも、PBRが低く下値が限られるため、損失リスクが低いといえます。他の指標も併せて吟味し、買い候補として注目してはいかがでしょう。 銘柄名 PBR PER <6464> ツバキナカ 0.24 - <4249> 森六 0.58 11.1 <3608> TSIHD 0.60 15.1 <6358> 酒井重 0.63 20.4 <8158> ソーダニッカ 0.86 11.0 <8081> カナデン 0.92 11.2 <4540> ツムラ 0.97 12.2 <9147> NXHD 1.00 20.3 <6345> アイチコーポ 1.25 13.4 <2267> ヤクルト 1.32 15.8 <8132> シナネンHD 1.33 24.3 ※当情報は参考資料・データとして提供しております。売買に関する最終決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。 株探ニュース