株価指数先物【昼】 狭いレンジだが25日線を上回っての推移
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日経225先物は11時30分時点、前日比30円高の4万2280円(+0.07%)前後で推移。寄り付きは4万2380円と、買い先行で始まった。現物の寄り付き直後につけた4万2240円を安値にロング優勢の流れとなり、中盤にかけて4万2490円まで買われる場面もみられた。節目の4万2500円を捉えることはできず、4万2220円と下落に転じる場面もあったもののショートの動きは限られており、終盤にかけてはプラス圏での推移を継続。 日経225先物は4万2500円接近では上値の重さが意識された形だが、25日移動平均線を上回っての底堅さはみられている。買い一巡後に軟化する場面もあったが、仕掛け的な売買は限られており、25日線を上回る推移のなかで押し目狙いのロングに向かわせそうだ。そのため、オプション権利行使価格の4万2250円から4万2500円での狭いレンジではあるが、上限を試す動きをみせてくるかが注目されよう。 NT倍率は先物中心限月で13.74倍に低下した。一時13.79倍をつけて、ボリンジャーバンドの-1σ(13.76倍)を上回る場面もみられた。ただし、同バンドをキープできずに、その後は13.72倍まで下げている。前日に下げが目立ったアドバンテスト<6857>[東証P]は落ち着くも、ソフトバンクグループ<9984>[東証P]の下げが日経平均型の重荷になっている。 株探ニュース