株価指数先物【昼】 25日線を割り込みショートの動きが強まる
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日経225先物は11時30分時点、前日比850円安の4万1840円(-1.99%)前後で推移。寄り付きは4万2250円と、シカゴ日経平均先物清算値(4万2080円)にサヤ寄せする形で、売り先行で始まった。寄り付き後は押し目狙いのロングが入り、4万2460円まで下げ幅を縮める場面もみられた。ただし、中盤にかけては寄り付き水準での保ち合いが続き、終盤にかけて下へのバイアスが強まり、4万1820円まで下落幅を広げた。 日経225先物はナイトセッションで25日移動平均線(4万2060円)水準まで下げたことで、寄り付き後はリバウンド狙いの動きもみられた。ただし、節目の4万2500円を捉えることはできず、早い段階でロング解消からショートを誘う形になった。25日線を割り込むとショートの動きが強まる形になったようである。後場はショートカバーの動きが意識されそうだが、アドバンテスト<6857>[東証P]が9%あまり下げて日経平均株価を押し下げており、戻り待ち狙いのショートスタンスに向かわせそうである。 NT倍率は先物中心限月で13.71倍に低下した。13.85倍辺りで推移している25日線、75日線を割り込んで始まり、一時13.85倍をつける場面もみられたが、両線に上値を抑えられた。その後は指数インパクトの大きい値がさハイテク株の下落影響もあって、8月6日につけた直近安値の13.69倍に接近してきたことで、NTショートでのスプレッド狙いになろう。 株探ニュース