話題株ピックアップ【夕刊】(2):プロネクサス、アステリア、ゼンショHD

投稿:

材料

■プロネクサス <7893>  1,102円   +8 円 (+0.7%)  本日終値
 プロネクサス<7893>はしっかり。28日取引終了後、公認会計士を中心としたプロフェッショナルファームを有するJBAホールディングス(東京都千代田区)を子会社化したと発表した。連結業績に与える影響額は現在精査中という。

■サトー <6287>  2,251円   +14 円 (+0.6%)  本日終値
 サトー<6287>が続伸。午前10時30分ごろ、AI活用により商品判別から食品表示ラベル発行を自動化するソリューション「AI画像スキャン値付け」がヤオコー<8279>西大宮店に採用されたと発表しており、好材料視された。「AI画像スキャン値付け」は、AIで商品を認識し、適切な食品表示ラベルを提示・ラベル印字するもの。ヤオコー西大宮店では1日約150種のベーカリー商品のラベル発行に活用しており、今後は導入店舗の拡大も視野に入れているという。

■アステリア <3853>  1,853円   -209 円 (-10.1%)  本日終値  東証プライム 下落率トップ
 アステリア<3853>は続急落。東京証券取引所が28日の取引終了後、信用取引による新規の売り付け及び買い付けにかかる委託保証金率を29日売買分から50%以上(うち現金20%以上)とする臨時措置を発表。また、日本証券金融も貸借取引自己取引分及び非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分の貸借担保金率を29日売買分から50%(うち現金担保分20%)にすると発表しており、信用規制による取引負担の増加により、個人投資家からの資金流入が細るとの警戒感から売られたようだ。

■川崎重工業 <7012>  9,025円   -280 円 (-3.0%)  本日終値
 川崎重工業<7012>が反落。同社は29日、舶用エンジンにおける検査不正に関し、2021年までに製造された潜水艦エンジンの一部型式でも燃費性能に関わる検査不正が行われていた可能性があるとして、外部の弁護士で構成する特別調査委員会からの要請のもと調査に協力した結果、同委員会の調査により検査不正を行っていた可能性がより高まったとの連絡を受けたと発表した。今後の事業への影響を懸念した売りが優勢となっている。川重は防衛省に報告した。調査が完了次第、速やかに最終報告として公表するとしている。

■ゼンショHD <7550>  9,325円   -201 円 (-2.1%)  本日終値
 ゼンショーホールディングス<7550>は続落。傘下の牛丼チェーン「すき家」が28日、9月4日から価格改定を実施すると発表した。並盛を480円から450円へ見直すほか、大盛や特盛などの価格も引き下げる。集客効果が期待される一方、収益力の向上にはマイナスとの見方もあるようで目先売りが先行する展開となっている。現在、牛丼並盛の価格は吉野家ホールディングス<9861>の「吉野家」で498円、松屋フーズホールディングス<9887>の「松屋」で460円であり、今回の価格改定によってすき家が最安値となる見通し。業界全体で値下げ競争が激化するとの思惑から吉野家HD、松屋フーズにも売りが広がった。

■日本製鉄 <5401>  3,115円   -5 円 (-0.2%)  本日終値
 日本製鉄<5401>が冴えない。29日付の日本経済新聞朝刊が「トヨタ自動車は2025年度下期(10月~26年3月)に部品メーカーに供給する鋼板価格について、上期(25年4?9月)に比べて1トンあたり5000円程度引き下げる方針を固めた」と報じた。業界最大手であるトヨタ自動車<7203>と日本製鉄の「チャンピオン交渉」により値下げで妥結したという。日本製鉄に対しては、車部品向けの鋼板価格の低下による収益面でのネガティブな影響を懸念した売りが出たようだ。なお、29日付の日本経済新聞朝刊は、「日本製鉄は米国で電炉方式の製鉄所を建設する」とも報道。傘下の米鉄鋼大手USスチールが29年以降の稼働を目指し40億ドルを投資する想定だとしている。日本製鉄は6月、USスチールの買収完了とともに、同社に対し約110億ドルを投資する方針を明らかにしていた。

■TONE <5967>  561円   +80 円 (+16.6%) ストップ高   本日終値
 TONE<5967>がストップ高。同社は28日の取引終了後、開業100周年を記念した株主への記念品贈呈と、株主優待制度の対象者拡大を発表。これを好感した買いが集まった。今年11月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、QUOカード3000円分を記念品として贈呈する予定。また今年度に限り、5月31日時点で100株以上を保有する株主に加え、11月30日時点で100株以上を保有する株主も優待制度の対象とし、グループ会社のTONE ALPHAが運営するECサイトで掲載されたTONEの製品をプレミアム優待価格で購入できる権利を贈呈する。

■QLSホールディングス <7075>  830円   +95 円 (+12.9%)  本日終値
 QLSホールディングス<7075>が後場急伸。正午ごろに株主優待制度を変更すると発表しており、好材料視された。現行制度では毎年3月末日時点で500株以上を1年以上継続保有する株主を対象に、保有株数500株以上1000株未満でQUOカード5000円分、1000株以上で同1万円分を贈呈していたが、中間優待を新設することに加えて、継続保有期間の要件を半年以上に変更。更に、優待品もデジタルギフトに変更する。変更後は、毎年3月末日及び9月末日時点で500株以上を半年以上保有する株主を対象に、保有株数500株以上1000株未満でデジタルギフト5000円分(年1万円分)、1000株以上で同1万円分(同2万円分)を贈呈する。なお、25年9月末日時点の株主を対象とする優待に関しては、継続保有期間要件を適用せずに500株以上1000株未満でQUOカード5000円分、1000株以上で同1万円分を贈呈する。

■インフォメティス <281A>  1,788円   +159 円 (+9.8%)  本日終値
 インフォメティス<281A>が4日ぶりに大きく切り返した。電力管理スマートフォンアプリ「enenowa(エネノワ)」や「ienowa(イエノワ)」、「hitonowa(ヒトノワ)」など電力消費量などのデータをAIで分析し可視化するサービスを展開する。電力消費者向けにとどまらず、スマートメーター開発やデータ分析案件など電力事業者向け支援ビジネスも行い業容を広げている。業績面では増収効果の発現で利益も回収期に入っており、25年12月期は営業利益が1億~2億8200万円のゾーンを予想。計画上限であれば前期比3.6倍、下限でも28%増益となる。また、株式需給面では貸株市場を経由した空売りが高水準で株価も上下に荒い値動きを示す傾向が強いが、25日移動平均線を下回る場面では押し目買いや買い戻しが活発化する傾向がある。

株探ニュース

オンラインで簡単。
まずは無料で口座開設

松井証券ならオンラインで申し込みが完結します。
署名・捺印・書類の郵送は不要です。