ユタカ技研が後場急伸、インドのマザーサンが1株3024円でTOB実施へ◇
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ユタカ技研<7229.T>が後場に急伸し、2007年以来の高値圏に浮上した。同社は29日、インドの自動車部品大手であるマザーサンが子会社を通じ、ユタカ技研に対しTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。非公開化を目的とする。TOB価格は1株3024円で、ユタカ技研の株価はこれにサヤ寄せする動きをみせている。 買付予定株式数の下限と上限は設定しない。2026年1月下旬をメドにTOBを開始する方針。ユタカ技研はホンダ<7267.T>を主要取引先とする自動車部品メーカーで、ホンダが筆頭株主となっている。マザーサンは少数株主が保有する株式の取得に動いた後、ユタカ技研の株主をマザーサンとホンダの2社のみとする株式併合を行う予定。最終的にマザーサンの議決権保有割合を81%、ホンダを19%とする。ユタカ技研はTOBに賛同の意見を表明し、株主に対し応募を推奨した。 マザーサンは24年にホンダ系の八千代工業を買収した経緯がある。排気系部品など内燃機関に関するユタカ技研の部品について、マザーサンの販路を生かして拡販を狙う方針。ホンダはサプライヤーの経営基盤の強化を図る。東京証券取引所は29日、ユタカ技研を監理銘柄(確認中)に指定した。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS