ゼンショHDは一時5%安、値下げ競争懸念で同業他社にも売り波及◇
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ゼンショーホールディングス<7550.T>は続落。一時5.4%安の9015円まで下落した。傘下の牛丼チェーン「すき家」が28日、9月4日から価格改定を実施すると発表した。並盛を480円から450円へ見直すほか、大盛や特盛などの価格も引き下げる。集客効果が期待される一方、収益力の向上にはマイナスとの見方もあるようで目先売りが先行する展開となっている。 現在、牛丼並盛の価格は吉野家ホールディングス<9861.T>の「吉野家」で498円、松屋フーズホールディングス<9887.T>の「松屋」で460円であり、今回の価格改定によってすき家が最安値となる見通し。業界全体で値下げ競争が激化するとの思惑から吉野家HD、松屋フーズにも売りが広がっている。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS