メタプラは軟調、海外での公募増資発表で需給悪化を警戒
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メタプラネット<3350.T>が軟調。同社は27日の取引終了後、海外で公募増資を実施すると発表した。発行株数は1億8000万株で、需要状況に応じたオーバーアロットメント分は上限3億7500万株。調達資金をビットコインの購入などに投じる方針を示したことに着目した買いが先行したものの、株式の短期的な需給悪化を警戒した売りが次第に優勢となった。 発行済み株式総数は最大で5億5500万株(76.9%)増加する見通し。同社は手取り概算で1303億3400万円を調達し、ビットコインの購入に1238億1800万円、ビットコイン・インカム事業におけるプットオプション売取引に関する証拠金の積み増し資金に65億1600万円を充当する予定。発行価格は9月9日から11日までのいずれかの日に決める。あわせて同社はEVO FUNDを割当先とする第20~22回新株予約権について、その行使を停止することを決定したと発表した。 出所:MINKABU PRESS