都市ファンド、今期経常を一転8%増益に上方修正・最高益、分配金も50円増額
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日本都市ファンド投資法人 <8953> [東証R] が8月27日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。25年8月期の経常利益を従来予想の193億円→214億円(前期は198億円)に10.8%上方修正し、一転して8.5%増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。 業績好調に伴い、分配金を従来計画の2770円→2820円(前期は2808円)に増額修正した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 2025年4月21日付「2025年2月期 決算短信(REIT)」にて公表いたしました2025年8月期(第47期)及び2026年2月期(第48期)の運用状況並びに分配金の予想につき、現時点における運用資産の運用状況等を勘案した結果、1口当たり分配金の予想を上方修正するものです。2025年8月期(第47期)における予想修正の主な要因は、1.複数の物件譲渡に伴う不動産等売却益の増加、2.既存ポートフォリオの内部成長、3.金利上昇局面を想定し見込んでいた借入費用バッファーの解消等の影響によるものです。また、2026年2月期(第48期)においては、上記1.~3.に加え、本日付で公表しましたオフィス14物件の取得の影響によるものです。なお、各物件の譲渡により見込まれる売却益については、一部内部留保した上で還元する予定であり、本投資法人が掲げる毎期1口当たり300円以上の売却益を3年先の2028年8月期まで還元することが可能となります。