ニコンに物色人気集中、「レイバン」展開企業が同社株の大幅買い増し打診と伝わる
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ニコン<7731.T>に物色人気集中、朝方カイ気配スタートで9.4%高の1583円で寄り付いた後、更に上げ幅を広げ一時ストップ高となる1746円50銭まで駆け上がった。サングラス「レイバン」を展開する眼鏡メーカー世界トップのエシロールルックスオティカがニコン株式の買い増しを続け現在大株主となっているが、「(エシロールが)両社の関係強化を目的に保有株比率を20%程度まで引き上げることを打診している」とのブルームバーグ報道が材料視され、投資資金の追随買いを誘っている。ニコンは1月22日に1730円の年初来高値形成後は水準を切り下げ、年初来安値をつけた4月初旬以降も戻りは鈍く、1400~1500円を中心とするゾーンでもみ合いを続けていたが、足もとで動きを一変させている。時価は年初来高値更新と同時に一気に日足一目均衡表の雲抜けを果たし、昨年12月初旬以来の高値圏に浮上している。 出所:MINKABU PRESS