中外薬が6日ぶり反発、イーライリリーの経口肥満症薬の治験結果が株価支援
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中外製薬<4519.T>が6日ぶりに反発した。同社が創製し、米イーライ・リリー<LLY>が開発中の経口型肥満症治療薬「オルフォルグリプロン」について、イーライリリーが米国時間26日、2型糖尿病患者を対象とした第3相ATTAIN-2試験で主要評価項目と全ての重要な副次的評価項目を達成したと発表した。これを受け、同日の米株式市場でイーライリリーの株価は急伸。中外薬の株価にも支援材料となった。 減量がより困難とされる肥満、または過体重の2型糖尿病患者を対象とした治験において、最高用量群では平均10.4キログラム(10.5%)の体重減少が認められたという。詳細な結果は今後の医学会で発表される予定としている。 出所:MINKABU PRESS