「下水道」が4位にランクイン、道路陥没への対策が本格始動へ<注目テーマ>

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 みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「下水道」が4位にランクインしている。

 今年1月に埼玉県八潮市の県道交差点で起きた大規模な道路陥没事故は、社会に衝撃を与えた。下水道管腐食が原因とされており、全国的にも老朽化した下水道の予防保全や点検・補修などのインフラ再構築の必要性が叫ばれている。

 直近では25日に、国土交通省が国道4739カ所で地下の空洞を確認し、119カ所については陥没する懸念が高いとする調査結果をまとめ公表している。119カ所すべてで修繕に着手し、早急に完了させることを目指す。この調査は、国道のうち橋やトンネル区間を除く2万810キロを対象としており、5カ年計画で実施する計画だ。今回2024年度についてはこのうち3079キロを調査したという。国交省は今年3月に、トンネルなどを除く国道の全区間を調査する方針を開示しており、28年度までに残りの約1万8000キロも調べる予定だ。こうした国策の動きを背景として、株式市場でも下水道インフラ関連は投資対象として息の長いテーマとなりそうだ。

 大盛工業<1844.T>、NJS<2325.T>、日水コン<261A.T>、日本ヒューム<5262.T>、ベルテクスコーポレーション<5290.T>、ブルーイノベーション<5597.T>、栗本鐵工所<5602.T>、日本鋳鉄管<5612.T>、水道機工<6403.T>、メタウォーター<9551.T>などが関連銘柄として注目度が高い。

出所:MINKABU PRESS

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