外為サマリー:前週末に急落した反動から一時147円50銭台に下げ渋る

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為替

 25日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=147円39銭前後と前週末の午後5時時点に比べ1円20銭程度のドル安・円高となっている。

 22日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=146円94銭前後と前日に比べ1円40銭強のドル安・円高で取引を終えた。ジャクソンホール会議でのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演がハト派的と受け止められ一時146円58銭まで軟化した。

 ただ、パウエル議長の発言内容は想定の範囲内との見方もあり、この日の東京市場のドル円相場は前週末の急落に対する反動から下げ渋る動きとなっている。日経平均株価が続伸していることで投資家のリスク許容度が高まっていることや、きょうはゴトー日(5のつく日と10のつく日)で国内輸入企業など実需筋のドル買い需要が意識されやすいこともあり、午前9時30分ごろには147円53銭をつける場面があった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1698ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0100ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=172円41銭前後と同10銭強のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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