電子材料がマドを開け新値街道走る、AI先端半導体向けプローブカード好調

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 日本電子材料<6855.T>がマドを開けて値を飛ばす展開。前週末22日につけた2793円の年初来高値を大きく上回り、一時3000円大台目前まで上値を伸ばす場面があった。半導体検査用プローブカード大手で、同商品が売上高の99%を占める。そのなかAI先端半導体向けにMEMS技術を活用したMタイプのアドバンストプローブカードの引き合いが旺盛となっており、高水準の受注残を確保し中期成長期待が強い。会社側でも同商品の需要の伸びに期待を寄せているもようだ。26年3月期業績はトップラインは増収基調を確保するものの、生産設備増強や研究開発コスト、減価償却などの影響を考慮して営業利益は2ケタ減益予想と保守的。しかし、第1四半期(25年4~6月)は前年同期比25%増の14億7500万円と大きな伸びを達成しており、市場では進捗率から通期計画は増額含みとの見方も出ている。

出所:MINKABU PRESS

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