反発、米利下げ観測再燃を受けたドル安で=NY金概況
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NY金先物12 月限(COMEX)(終値) 1オンス=3418.5(+36.90 +1.11%) 金12月限は反発。時間外取引では、ドルが対ユーロでは軟化も全体的にはドル高となったことから反落。欧州時間に入ると、一時15ドル安まで軟化。下値を切り上げ、 10ドル超の下落で推移。日中取引では、ニューヨーク時間の午前10時にジャクソンホールでの講演においてパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を控え、軟調 に取引を開始し、わずかに時間外取引の安値を下回る場面があった。その後、パウエル議長が「政策金利の引き下げ検討を慎重に進められる状況にある」と発言し、米金利引 き下げ観測が再燃し、ドル安となり、急速に地合いを引き締めた。買い一巡後、中盤に上げ幅を縮小したが、後半から終盤は35ドル超の上げ幅を維持して推移した。 MINKABU PRESS