スピーがS高、ステーブルコイン活用の決済実証プロジェクト開始と発表◇

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 Speee<4499.T>がストップ高の水準となる前営業日比700円高の4090円に買われた。22日、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>傘下の三井住友銀行や、大和証券グループ本社<8601.T>傘下の大和証券、SBIホールディングス<8473.T>グループのSBI証券、大阪デジタルエクスチェンジなどと共同で、セキュリティートークンの二次流通市場取引における決済の効率化とリスク削減を目的として、ステーブルコインを活用した「DvP決済」に関する実証プロジェクトを開始したと発表し、材料視された。

 ブロックチェーン上のスマートコントラクトにより、証券の引き渡しと代金の支払いを相互に条件を付け、一方が行われなければ他方が行われない形とする「DvP決済」の実現を目指す。二次流通市場におけるセキュリティートークンの売買代金の企業間資金決済では、セキュリティートークンと資金の交換が同時に行われず、取引先の信用リスクが存在する状況にあったが、DvP決済を可能とすることでこうした課題を解決していく。大和証券とSBI証券は実発行のセキュリティートークンの売買取引を、三井住友銀行発行のステーブルコインでDvP決済する業務運用の実証を実施。スピー子会社のDatachainはクロスチェーン技術の支援を担う。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS

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