外為サマリー:一時148円50銭まで上伸、米景気の底堅さを意識

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為替

 22日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=148円47銭前後と前日の午後5時時点に比べ90銭程度のドル高・円安となっている。

 21日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=148円37銭前後と前日に比べ1円05銭程度のドル高・円安で取引を終えた。同日発表の米8月総合購買担当者景気指数(PMI)速報値や米7月中古住宅販売件数が強い内容となったことを手掛かりに一時148円41銭まで上伸した。

 米景気の底堅さが意識されるなか、この日の東京市場のドル円相場も堅調な展開となっている。総務省が朝方発表した7月の消費者物価指数(CPI)は、変動の大きい生鮮食品を除く総合が前年同月と比べて3.1%上昇したものの、伸び率が6月の3.3%から縮小したことから円を買う動きは限定的。前日に米長期金利が上昇したことがドルの支えとなっており、午前9時50分すぎには148円50銭まで上伸した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1615ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0040ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=172円45銭前後と同40銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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