あいHDが反落、26年6月期は最終減益を予想
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あい ホールディングス<3076.T>が反落している。19日の取引終了後に発表した26年6月期連結業績予想で、最終利益103億円(前期比51.6%減)と大幅減益を見込むことが嫌気されている。前期は岩崎通信機とナカヨを完全子会社化したのに伴い、負ののれんの発生益を特別利益として計上したことから、その反動で減益を余儀なくされる。なお、年間配当は前期比10円増の110円を予定している。 売上高は900億円(前期比36.0%増)、営業利益は107億円(同20.4%増)と大幅な増収増益を見込む。セキュリティ事業におけるAI搭載カメラの大型受注や設計事業における大型の耐震診断などが寄与する。また、カッティングマシン(情報機器)事業も伸長する。 なお、同時に発表した25年6月期決算は、売上高661億9700万円(前の期比32.9%増)、営業利益88億8900万円(同9.8%減)、純利益212億8000万円(同35.7%増)だった。 出所:MINKABU PRESS