株価指数先物【昼】 下へのバイアスが強まるも+1σ接近で調整一巡感
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日経225先物は11時30分時点、前日比700円安の4万2860円(-1.60%)前後で推移。寄り付きは4万3380円と、シカゴ日経平均先物清算値(4万3390円)にサヤ寄せする形で、売りが先行して始まった。直後につけた4万3410円を高値に下へのバイアスが強まり、終盤にかけて4万2760円まで下落幅を広げた。 19日の米国市場ではエヌビディアなど半導体株の一角が売られた。この流れからアドバンテスト<6857>[東証P]など、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の下げが日経平均株価を下押す形になった。また、ソフトバンクグループ<9984>[東証P]が急落し、1銘柄で日経平均株価を約236円下押している。 日経225先物は終盤にかけての下落によってボリンジャーバンドの+1σ(4万2660円)に接近した。短期的にはいったん調整一巡感が意識されやすいと考えられ、押し目待ち狙いのロングが入りやすいだろう。ただし、戻りの鈍さが意識されるようだと、ショートを仕掛けてくる動きに向かわせそうだ。 NT倍率は先物中心限月で13.82倍に低下した。25日移動平均線(13.93倍)を割り込んで始まり、一時13.80倍まで下げる場面もみられた。75日線(13.84倍)を割り込み、NTショートに振れている。 株探ニュース