外為サマリー:一時147円80銭台に上伸するもドル買い続かず

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為替

 20日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=147円57銭前後と前日の午後5時時点に比べ10銭強のドル安・円高となっている。

 19日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円67銭前後と前日に比べ20銭強のドル安・円高で取引を終えた。米長期金利が低下したことで日米金利差の縮小を見込んだドル売り・円買いが流入し、一時147円45銭まで軟化した。

 ただ、この日の東京市場のドル円相場は堅調にスタート。きょうはゴトー日(5のつく日と10のつく日)で国内輸入企業など実需筋のドル買い需要が意識されやすく、午前9時30分ごろには147円81銭をつける場面があった。とはいえ、日本時間今晩に米連邦準備理事会(FRB)が7月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を公表するほか、22日にはカンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)でパウエルFRB議長が講演する予定であり、一段の上値追いには慎重ムード。日経平均株価が続落していることも重荷で、午前9時50分すぎには147円50銭台に押し戻された。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1638ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0045ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=171円75銭前後と同80銭程度のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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