外為サマリー:一時148円10銭台に上伸、アルゴリズムのドル買い一巡後は円買い優勢に

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為替

 19日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=147円65銭前後と前日午後5時時点に比べ20銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=172円08銭前後と同15銭程度のユーロ安・円高で推移している。

 米格付け会社のS&Pグローバル・レーティングがこの日、米国の格付けを据え置いたと発表。これを受けてアルゴリズム的なドル買いが瞬間的に入り、ドル円は一時1ドル=148円10銭台に上伸した。一方、朝方は国内の輸出企業による円買い観測が広がったほか、日経平均株価の上昇が一服したことを受けて、ドル買い・円売りのポジションを巻き戻す動きもあり、ドル円の上値を圧迫した。午後に入るとドル円はジリ安基調となり、147円60銭台まで伸び悩んだ。ジャクソンホール会議の内容を精査したいとのムードは強く、新規にポジションを構築しようとの姿勢は限られた。

ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1655ドル前後と同0.0025ドル程度のユーロ安・ドル高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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