外為サマリー:147円40銭台に上伸、米金利上昇や株高が支援材料

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為替

 18日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=147円42銭前後と前週末の午後5時時点に比べ40銭強のドル高・円安となっている。

 15日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円19銭前後と前日に比べ60銭弱のドル安・円高で取引を終えた。同日に内閣府が発表した4~6月期の国内総生産(GDP)速報値が前期比年率1.0%増と5四半期連続のプラスとなったことを受け、日銀の利上げ再開が意識されたことなどから146円74銭まで軟化する場面があった。

 ただ、前週末の米長期金利が上昇したことがドルの支えとなり、18日の東京市場のドル円相場は堅調にスタート。トランプ米政権の関税政策が物価上昇圧力を高めるとの見方が根強いほか、ミシガン大学が15日に発表した8月の米消費者態度指数(速報値)で1年先と5年先の予想インフレ率が前月から上昇したことが米金利の上昇につながったようだ。この日の日経平均株価が続伸していることからリスク選好的なドル買い・円売りが入りやすいこともあり、午前9時00分すぎに147円40銭台に上伸した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1702ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0020ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=172円51銭前後と同80銭弱のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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