農業総研が急騰、ビジネスモデル軌道に乗り業績変貌し需給面では買い戻し加速へ
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農業総合研究所<3541.T>が急騰、一時12.8%高の644円まで駆け上がり需給相場の様相を呈してきた。政府は農業関係予算の拡充をはじめ農業支援政策に傾注する構えを示しているが、同社はその国策に乗る銘柄として注目度が高い。全国約1万人の登録生産者から集荷した農産物を直売所で販売するが、生産者と都市部を中心とした2000店舗を超える小売店をITによってダイレクトにつなぎ、物流及び決済などを行うプラットフォームを提供するビジネスモデルに改めて注目が集まっている。営業利益は24年8月期の前の期比2.6倍化に続き、25年8月期も前期比2.2倍化を見込んでいる。株式需給面では信用倍率が1.3倍、日証金では貸借倍率0.2倍台とタイト感が強い。加えて貸株市場を通じた空売りが高水準で踏み上げ相場が加速している。 出所:MINKABU PRESS