【今週読まれた記事】最高値更新!“乱気流”リスク回避する選択肢を探す

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コラム

 株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は8月9日から15日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

 日経平均株価が約1年ぶりに史上最高値を更新しました。3連休明けの12日、昨年7月11日に記録した4万2224円を大きく上抜き4万2718円(終値)を記録。更に翌13日には4万3274円、週末15日には4万3378円と、怒涛の記録更新となりました。先週末の日経平均終値は4万1820円、4連騰で1500円強の上昇となっていましたが、そこから更に連騰して一気に4万3000円台に達することを予想できた方は少なかったのではないでしょうか。

 史上最高値を更新した12日の引け後、株探では緊急インタビューを配信。歯切れの良い解説と予想が人気の東洋証券ストラテジストの大塚竜太氏に今後の展望を伺った「【緊急インタビュー】ついに日経平均最高値!更なる上昇の可能性 東洋証券・大塚竜太氏 <相場観特集>」で、大塚氏は「ここは理屈ではなく需給で相場の方向性が決められていると理解するよりない」と、明確な背景がある相場ではないことを指摘しています。「理屈に惑わされず海外投資家などの機関投資家に“買い負けない”ように頭を切り替えることが、今の相場には必要といえる」とも述べており、相場が動く時の常とはいえ、判断が難しい時期にあると言えそうです。

 【緊急インタビュー】と同日、株探では「日経平均が史上最高値を更新、青空圏突入し『乱気流』アラート点灯中 <株探トップ特集>」も配信。こちらでは昨年の最高値更新後、たった1ヵ月足らずで1万円超の急落劇を繰り広げたことにも触れ、“乱気流”に対する警戒を促しています。また、各セクターにおける現状を整理し、期待値の大きい銘柄を探りました。この記事は多くの方に読まれアクセスランキング5位を獲得しています。

 ところで相場解説に頻出する“需給”という言葉について、非常に重要であることは明白ですが、その原理や実質的な影響について、どこまで理解していればこれを投資戦略に取り入れられるのでしょうか。15日に配信された「需給の壺―市場の“影の手”としての自己取引―【若桑カズヲの株探ゼミナール】」は、需給について基本から深い知識までを学び、投資に活用するヒントを提供するコラムです。第6回となる今回は、投資部門別売買状況統計における「自己」について詳しくレクチャー。歯応えのある内容で、需給を理解し活用する上で必読の記事となっています。

 相場コラムでは株探コラムの2枚看板「【杉村富生の短期相場観測】 ─株価を決めるのは需給という概念を!」と「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 日米合意で次のステージに進む自動車関連!」が今週も大人気となりました。また、2026年3月期第1四半期決算発表の内容から注目の業界と企業をピックアップした「安田秀樹【トランプ関税、Switch2、関西万博効果…各社決算で見えてきたもの】」もよく読まれています。そのほか以下の記事もすべて上位ランキング入りとなりました。どの記事もお見逃しなく。

  【植木靖男の相場展望】 ─ひと足早く買い転換したTOPIXに注目
  武者陵司「石破氏の下でも史上最高値更新」
  富田隆弥の【CHART CLUB】 乱高下しやすい8月、25日線を注視


 全体相場は上昇気流に乗っていますが、先の予想は難しい状況です。個人投資家としては比較的予想のしやすい中長期の個別銘柄戦略で戦いたいところ。となれば、まず候補として挙がるのが国策関連です。「建造需要は過去最大級、国策で復権機運の『造船関連株』にマネーの波 <株探トップ特集>」は、日米貿易協議で造船協力が交渉カードになったことや、安全保障上のリスクを解消するため自民党が造船業の再生に向けた緊急提言を取りまとめたことから、国策として注目される「造船」関連株を徹底リポート。見事アクセスランキング首位に輝きました。船舶用塗料大手の中国塗料 <4617> [東証P]が17日連続で上場来高値を更新するなど、資金流入が顕著な造船関連。今後も注視したいテーマです。

 投資テーマ関連では、今夏の少雨によって水不足が深刻化するなか、業績を伸ばす可能性のある銘柄を追った「『水ビジネス』関連株に熱視線、歴史的猛暑で株価沸騰へ秒読み開始!<株探トップ特集>」も多くの方に読まれ、15位にランクイン。また、「実は成長産業の『漁業・水産』関連、養殖市場の急拡大で見直し機運 <株探トップ特集>」は週後半の木曜日配信にもかかわらずランキング入りとなりました。


 26年3月期第1四半期(4-6月)の決算発表シーズンが終了しました。株探では14日までの集中期間中、特別態勢で記事を配信。通常17時に配信している【サプライズ決算】は16時40分に<速報>、18時に<続報>の2本をお届けし、また株探プレミアム会員向けには『サプライズ決算』を“超速報”として15時40分と16時10分に配信しました。引け後の材料をまとめてチェックできる人気記事「明日の好悪材料」と共に読むことで、主要な決算と材料を網羅できます。更に、7日からは決算発表シーズンの新たなコンテンツとして、当日13時30分までのサプライズ決算を紹介する「場中速報」の配信を開始しました。

  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月8日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月12日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月13日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月14日発表分)

  ★本日の【サプライズ決算】続報 (08月12日)
  ★本日の【サプライズ決算】続報 (08月13日)
  ★本日の【サプライズ決算】続報 (08月14日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (08月15日)

 株探プレミアムは初回登録時のみ30日間の“無料体験”ができます。まだの方はぜひ無料体験をお試しください。“過去25期分”の業績や「成長性」「収益性」といった指標の表示、サプライズ決算の“超速報”など、決算発表シーズンに真価を発揮する株探プレミアム。詳細は「株探プレミアムのご紹介」ページをご覧ください。皆様のご加入をお待ちしております。

 決算発表の集中期間中、その日の発表で“増収増益”となった銘柄だけをリストアップした「“好発進”企業を追う! 25年4-6月期【増収増益】リスト <成長株特集>」も人気を博しました。今週配信した記事は以下の通りです。

  “好発進”企業を追う! 25年4-6月期【増収増益】リスト <成長株特集> 8月12日版
  “好発進”企業を追う! 25年4-6月期【増収増益】リスト <成長株特集> 8月13日版
  “好発進”企業を追う! 25年4-6月期【増収増益】リスト <成長株特集> 8月14日版


 決算発表がたけなわとなり、今週は業績スクリーニング記事にアクセスが殺到しました。8月1日から7日の期間に発表された決算の中から、25年4-6月期に過去最高益を更新し、かつ今期も最高益を見込む、いわゆる利益成長が“青天井”状況になっている銘柄をリストアップした「利益成長【青天井】銘柄リスト〔第2弾〕31社選出 <成長株特集>」が6位にランクイン。<割安株特集>も注目を浴び、「【高配当利回り株】ベスト50 <割安株特集> (8月8日現在)」が7位、「10万円以下で買える、大幅増益&低PBR 28社【スタンダード】編 <割安株特集>」が8位を獲得しています。そのほか以下の記事も上位に集中する結果となりました。

  8月に配当取りを狙える【高利回り】ベスト30 <割安株特集>
  10万円以下で買える、大幅増益&低PBR 20社【プライム】編 <割安株特集>

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