電通グループ、今期最終を一転赤字に下方修正、配当は139.5円を未定に変更
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電通グループ <4324> [東証P] が8月14日大引け後(15:45)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。25年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結最終損益は736億円の赤字(前年同期は55.6億円の黒字)に転落した。 併せて、通期の同損益を従来予想の100億円の黒字→754億円の赤字(前期は1921億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終損益は17.5億円の赤字(前年同期は1977億円の赤字)に赤字幅が縮小する計算になる。 同時に、従来139.5円を計画していた今期の年間配当を未定に変更した。 直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結最終損益は799億円の赤字(前年同期は0.1億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の3.2%→-18.3%に急悪化した。 株探ニュース