外為サマリー:146円60銭台に軟化、日米金利差の縮小を意識

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為替

 14日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=146円69銭前後と前日の午後5時時点に比べ80銭強のドル安・円高となっている。
 
 13日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円38銭前後と前日に比べ45銭程度のドル安・円高で取引を終えた。ベッセント米財務長官が米連邦準備理事会(FRB)に対して利下げを求める発言をし、金融緩和観測が改めて強まったことから147円09銭まで軟化する場面があった。

 また、ベッセント氏は「日本はインフレ抑制に取り組む必要がある」との認識も示しており、この日の東京市場では日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いが優勢。日経平均株価が反落していることで、リスク選好的なドル買い・円売りは入りにくくなっている。ドル円相場は前日の安値(147円09銭)を下抜けるとドル売り・円買いに拍車がかかり、午前9時50分すぎには146円62銭をつけた。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1711ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0004ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=171円79銭前後と同90銭強のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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