日本マイクロが急反落、第3四半期業績予想を下方修正
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日本マイクロニクス<6871.T>が急反落している。12日の取引終了後に25年12月期第3四半期累計(1~9月)連結業績予想について、売上高を510億円から500億円(前年同期比28.3%増)へ、営業利益を124億円から111億円(同28.4%増)へ下方修正したことが嫌気されている。 生成AIが牽引するメモリー半導体の市場成長を背景に、売上高・営業利益ともに大幅な増加を見込むものの、第3四半期にメモリー向けプローブカードの既存工場の一部設備に不具合が生じ、製品出荷の遅延により一部影響を受けていることが要因としている。なお、同時に25年12月期通期業績予想を発表しており、売上高689億円(前期比23.8%増)、営業利益138億円(同9.8%増)を予想。期末一括配当予想を72円(前期70円)とした。 同時に発表した6月中間期決算は、売上高331億2000万円(前年同期比26.6%増)、営業利益75億6900万円(同31.3%増)だった。メモリー向けプローブカードがDRAM向け中心に好調だった。 出所:MINKABU PRESS