株価指数先物【昼】 4万3300円を挟んだ保ち合いを継続
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日経225先物は11時30分時点、前日比680円高の4万3320円(+1.59%)前後で推移。寄り付きは4万3300円と、シカゴ日経平均先物清算値(4万3275円)にサヤ寄せする形から、買いが先行して始まった。現物の寄り付き直後に4万3020円まで上げ幅を縮めたが、中盤にかけての切り返しで4万3300円を回復。終盤は4万3300円を挟んだ狭いレンジでの推移が続き、4万3350円まで買われる場面もみられた。 日経225先物は買い一巡後に利益確定に伴うロング解消の動きもあったが、4万3000円を割り込まなかったことで、再びロングの勢いが強まったようである。過熱感が警戒されているものの、上向きで推移するボリンジャーバンドの+2σ(4万2640円)と+3σ(4万3630円)でのレンジ内で推移しており、押し目狙いのロング対応に向かわせそうである。中盤以降は4万3300円を挟んだ保ち合いを継続しており、上値の重さが意識されてくるようだと、4万3000円割れを狙った短期的なショートが入る可能性はあるだろう。 NT倍率は先物中心限月で13.99倍に上昇した。一時14.01倍をつけており、200日移動平均線(13.99倍)を上回ってきた。その後は同線を挟んでの推移をみせており、直近の急伸に対するNTロングを巻き戻す形でのリバランスが入りやすいようだ。 株探ニュース