小田原エンジに物色人気集中、1~6月期決算が計画を大きく上回る水準で着地

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 小田原エンジニアリング<6149.T>に物色人気集中、大口の買い注文に朝方商いが成立せず、気配値のまま1900円台後半のもみ合いを急速に上放れる動きとなった。結局、前日比390円高の2389円とストップ高まであと10円という水準で寄り付いた。モーター製造用自動巻線機の大手で、足もとの業績は会社側の想定を上回って好調に推移している。同社が12日取引終了後に発表した25年12月期上期(25年1~6月)決算は売上高が前年同期比2.2倍の103億5900万円、営業利益が同4.4倍となる20億4400万円と急拡大した。前期からずれ込んでいた案件を含む電気自動車(EV)用モーター巻線システムの案件を計上したこと、下期売り上げを予定していた案件の前倒しでの売上高計上、消耗品・予備品の好調などが寄与した。売上高、利益ともに会社側計画を大きく上回っており、これがポジティブサプライズとなった。

出所:MINKABU PRESS

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