12日の米株式市場の概況、NYダウ483ドル高 CPI通過し買い安心感

投稿:

材料

 12日の米株式市場では、NYダウが前日比483.52ドル高の4万4458.61ドルと反発した。7月の米消費者物価指数(CPI)は、前年同月比で2.7%上昇となり、伸び率は市場予想を下回った。食品とエネルギーを除いたベースでは同3.1%上昇と市場予想を上回った。米連邦準備制度理事会(FRB)による9月の利下げ路線は不変との見方から、買い安心感が広がった。

 ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>やゴールドマン・サックス・グループ<GS>が買われ、インテル<INTC>が大幅高。チポトレ・メキシカン・グリル<CMG>とサークル・インターネット・グループ<CRCL>が堅調に推移し、オクロ<OKLO>とヘインズブランズ<HBI>が急伸した。半面、マクドナルド<MCD>やジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>が冴えない展開だった。

 ナスダック総合株価指数は296.50ポイント高の2万1681.90と反発した。メタ・プラットフォームズ<META>が値を上げ、ブロードコム<AVGO>やテキサス・インスツルメンツ<TXN>が頑強。パロ・アルト・ネットワークス<PANW>やNXPセミコンダクターズ<NXPI>が高く、パラマウント・スカイダンス<PSKY>が大きく水準を切り上げた。一方、セラニーズ<CE>とパブマティック<PUBM>が急落した。

出所:MINKABU PRESS

オンラインで簡単。
まずは無料で口座開設

松井証券ならオンラインで申し込みが完結します。
署名・捺印・書類の郵送は不要です。