AndDo、前期経常を一転15%減益に下方修正

投稿:

決算

 And Doホールディングス <3457> [東証P] が8月12日大引け後(15:30)に業績修正を発表。25年6月期の連結経常利益を従来予想の40億円→29.4億円(前の期は34.5億円)に26.4%下方修正し、一転して14.9%減益見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の連結経常利益も従来予想の22.4億円→11.9億円(前年同期は13.6億円)に47.0%減額し、一転して12.6%減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当社グループでは、2025年6月期を最終年度とする中期経営計画において、フランチャイズ事業、ハウス・リースバック事業、金融事業、不動産売買事業を成長強化事業として経営資源を集中し、さらなる拡大に向けた人材及び広告宣伝等への積極投資を行い、各事業間の連携を密にすることで不動産×金融サービスの深化及び高収益体質化の促進を図ってまいりました。 中期経営計画期間において、不動産売買事業の躍進等により業績が伸長し、売上高及び利益は順調に拡大しておりましたが、最終年度となる2025年6月期においては、リースバックに関するネガティブな報道によるレピュテーションの影響や、直近の金利上昇局面において、HLBファンドの譲渡対象不動産の取得に対する水準が慎重化したことから、ファンドスキームの継続が懸念されました。そのため、ハウス・リースバック事業の仕入契約件数を抑制し、当期のHLBファンドへの譲渡額が当初計画の半分以下に減少したことにより、売上高及び各段階利益は当初業績予想を下回る見込みとなりましたので、上記のとおり修正いたします。 なお、2025年6月期の期末配当金につきましては、財務状況および今後の業績見通し等を総合的に勘案し、2024 年 8月 14 日に公表しました予定(45円)に変更はございません。 当社グループは、資本収益性を高め、持続的に企業価値向上が可能な基盤を築くべく、2030年6月期を最終年度とする新たな中期経営計画を策定しております。成長性・収益性の高いフランチャイズ事業、不動産売買事業、金融事業に資源を集中し、資本回転率の向上と利益率改善を通じて、安定的かつ高いキャッシュ・フローの創出を目指してまいります。(注)上記予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は、さまざまな要因によって予想数値と異なる可能性があります。<本件に関する問合わせ先>経営戦略本部 経営企画部 広報・IR 03-5220-7230

オンラインで簡単。
まずは無料で口座開設

松井証券ならオンラインで申し込みが完結します。
署名・捺印・書類の郵送は不要です。