建設技研、今期最終を一転7%減益に下方修正
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建設技術研究所 <9621> [東証P] が8月12日大引け後(15:30)に決算を発表。25年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結最終利益は前年同期比22.6%減の37.7億円に減った。 併せて、通期の同利益を従来予想の69億円→63億円(前期は67.4億円)に8.7%下方修正し、一転して6.6%減益見通しとなった。 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終利益は前年同期比35.3%増の25.2億円に拡大する計算になる。 直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結最終損益は1.1億円の赤字(前年同期は4.4億円の黒字)に転落し、売上営業利益率は前年同期の3.2%→0.6%に悪化した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 当社は、当第2四半期連結会計期間において、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、将来の回収可能性を検討した結果、当社が所有して社員寮として使用してきた土地及び建物等の固定資産について事業用資産から遊休資産に変更したことに伴い、減損損失432百万円を特別損失に計上いたします。その他、関係会社に対する債権放棄損88百万円、保有株式の時価評価による投資有価証券評価損42百万円を特別損失に計上いたします。特別損失の計上見込みにより親会社株主に帰属する当期純利益が減少することが想定されるため、当初の業績予想を修正します。