外為サマリー:一時148円40銭台に上昇後伸び悩む、米CPI控え持ち高調整

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為替

 12日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=148円34銭前後と前週末8日午後5時時点に比べ1円03銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=172円27銭前後と同51銭程度のユーロ高・円安で推移している。

 トランプ米大統領が中国に対する関税の停止措置を90日間延長する大統領令に署名したと発表した。関税問題を巡る投資家の悲観が後退し、リスク許容度が上向くなかでドル買いの流れとなった。ドル円は一時148円40銭台まで上昇した。日経平均株価がこの日、大幅高となって過去最高値を更新したことも、円売りを促した。一方、日本時間の今晩には7月の米消費者物価指数(CPI)が公表される予定。CPIの結果と海外市場の反応を見極めたいとの姿勢が次第に強まった。ドル円は徐々に持ち高調整目的のドル売り・円買いが入り、伸び悩んだ。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1614ドル前後と同0.0045ドル程度のユーロ安・ドル高で推移している。


出所:MINKABU PRESS

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