「人工知能」が3位、ソフトバンクGが異彩人気で牽引役に<注目テーマ>

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 みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「人工知能」が3位にランクインしている。

 生成AI市場の急成長が世界的に加速している。国内外を問わず人工知能(AI)の研究開発や社会実装の動きが想定を上回るペースで進んでおり、株式市場でもテーマ買いの動きが顕著だ。

 その代表格となっているのがソフトバンクグループ<9984.T>で、きょうは売買代金でサンリオ<8136.T>に次ぐ2位となり、株価も一時1000円を超える上昇で1万5000円目前まで駆け上がる場面があった。ソフトバンクGは米国の大規模なAIインフラ整備計画である「スターゲート」で主導的なポジションを担っており、海外投資家からも注目度が高まっている。直近では、ソフトバンクGが米オハイオ州にある台湾の鴻海精密工業の傘下企業が所有する電気自動車(EV)工場を取得すると米大手メディアが報じたが、これは工場をAIデータセンターに転用する方針とみられており、株価を強く刺激する格好となったもようだ。

 米国ではAI用半導体「ブラックウェル」を手掛けるエヌビディア<NVDA>が爆発的な需要を獲得し、AI関連の象徴株に位置付けられているが、AIデータセンターの建設ラッシュは当分続く見通しで、成長の伸びしろは大きいとの見方がある。世界ベースでみたAIの市場規模は2030年に1兆8500億ドル(約275兆円)に拡大するとの一部試算もあり、株式市場でも改めてAI関連への投資マネーの視線が強まっている。

 ソフトバンクG以外に、中小型の関連銘柄ではFRONTEO<2158.T>、Hmcomm<265A.T>、トリプルアイズ<5026.T>、ABEJA<5574.T>、サイオス<3744.T>、PKSHA Technology<3993.T>、ヘッドウォータース<4011.T>、HEROZ<4382.T>、フォーカスシステムズ<4662.T>などが注目されている。

出所:MINKABU PRESS

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