バッファローがS高カイ気配、上限7.86%の自社株買い実施を好感
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バッファロー<6676.T>がストップ高カイ気配になっている。同社は前週末8日の取引終了後、取得総数100万株(自己株式を除く発行済み株式総数の7.86%)、取得総額35億円を上限とする自社株買いを発表しており、これを好感した買いが流入している。 取得期間は8月9日から2026年4月30日とし、自己株式立会外買付取引(ToSTNeT─3)及び立会市場における買い付けにより実施する。株主還元の強化と資本効率の向上を図る。また、バッファローは株主における外国投資家の割合が実質的に過半を超えており投資などの活動に一定の規制を受けている。このため、今回の自社株買いで外国投資家比率を下げ、今後の機動的な投資活動及び事業活動につなげる。 あわせて、株主優待の新設を発表。100株以上保有する株主を対象に、同社商品の購入時に利用できる3000円相当のデジタルギフトを、毎年3月末及び9月末日を基準日として年に2回贈呈する。3年以上保有する株主にはデジタルギフトの進呈額を5000円相当(年間1万円相当)とする。 同社は26年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比12.6%減の313億5400万円、営業利益は同2.3倍の29億7000万円だった。更に同社はスマートロックなどハードウェア製品の開発・販売を行うビットキー(東京都中央区)との資本・業務提携も発表している。 出所:MINKABU PRESS