10万円以下で買える、大幅増益&低PBR 28社【スタンダード】編 <割安株特集>

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コラム

 少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。SBI証券と楽天証券のネット証券大手2社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには注意が必要だ。

 東証スタンダード上場企業では766銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は今期の経常利益が前期比20%以上の大幅増益を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍未満の銘柄に注目してみた。

 下表は東証スタンダード上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額80億円以上、(3)今期経常利益が前期比20%以上増益、(4)PBRが0.8倍未満――を条件に投資妙味が高まる28社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは8日現在)

 8日(金)に配信した「10万円以下で買える、大幅増益&低PBR【プライム】編」も併せてご覧ください。

          最低投資  ┌ 経常利益┐    
コード 銘柄       金額  増益率  今期   PBR
<9980> MRKHLD  10500   57.6  1100  0.71
<8202> ラオックス   16200   90.3   430  0.69
<7795> KYORIT  18500   25.8  1440  0.46
<7277> TBK     31600   224  1000  0.32
<9380> 東海運     32100   21.1   895  0.52

<6629> Tホライゾン  39500   171   950  0.57
<9514> エフオン    39700   45.1  1600  0.45
<7442> 中山福     41800   58.9   780  0.36
<5985> サンコール   44200   45.8  4600  0.47
<8508> Jトラスト   46100   42.2  11900  0.40

<6493> NITTAN  47300   29.2  2450  0.47
<7987> ナカバヤシ   52600   43.4  3175  0.50
<1848> 富士PS    53800   51.6  1290  0.77
<6262> ペガサス    60100   51.8  2360  0.48
<6470> 大豊工業    65600   153  2300  0.28

<5984> 兼房      66500   41.4  1000  0.31
<1420> サンヨーH   69500   54.2  1800  0.52
<7212> エフテック   74500   103  6200  0.28
<7885> タカノ     74700   61.0   850  0.36
<2877> 日東ベスト   75700   76.5   900  0.58

<8841> テーオーシー  76100   30.3  2500  0.67
<7266> 今仙電機    76300   135  1200  0.33
<3571> ソトー     79400   1448   480  0.68
<6930> 日本アンテナ  79400   71.4   900  0.53
<8416> 高知銀     83900   55.2  1900  0.19

<7514> ヒマラヤ    87500   131  1000  0.66
<7435> ナ・デックス  98500   113  1900  0.44
<5187> クリエート   99100   39.1  1043  0.55

※単位は最低投資金額が円、増益率が%、経常利益が百万円、PBRが倍。
※通期予想が最終赤字、今期無配の銘柄は除いた。

株探ニュース

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