【今週読まれた記事】ピーク迎えた決算発表!好決算銘柄発掘の“最強ツール”
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株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は8月2日から8日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。 名実ともに8月相場入りした今週は多くのトピックがありました。まずは米国7月の雇用統計で、5月と6月の雇用者数が過去に類を見ない幅の下方修正が行われました。これによって米景気に対する信頼が揺らぎ、市場が動揺する事態となりました。最高値圏を快走していた米国市場は後退を余儀なくされました。また、トランプ大統領はこの件に激怒、労働統計局長を解任するなど政治的混乱も広がっています。更に、トランプ大統領は金融緩和を巡ってパウエル米FRB(連邦準備制度理事会)議長と対立するなか、自らの考えに近いミラン氏をFRB理事に指名。米国の金融緩和が早まると市場がポジティブに反応する一方、市場の独立性を懸念する声も聞かれます。これらの動きは今後の米経済に与える影響が大きいと思われ、注意深く見守る必要があるでしょう。7日に配信した「AI相場は視界良好、いまこそ物色すべき12銘柄<大山季之の米国株マーケット・ビュー>」では、米国市場が現状を中長期的に捉えて分析。年後半の株式市場を見通す上で必読の記事です。 株式市場の反応を見ても、今回の米雇用統計をもって景気後退を懸念するのは時期尚早のようです。「これをもって米国がリセッションに近づいているという見解は妥当とはいえない」と、雇用統計の数値を解説するのは<相場観特集>で見通しを伺った第一生命経済研究所 主任エコノミストの桂畑誠治氏。「利下げ期待が米国株市場を下支える可能性が高そうだ」との見解を示しており、その言葉通り日経平均株価は週明けこそ下落したものの、その後は4連勝、前週末比1020円高の4万1820円で取引を終了しました。 8月1日からトランプ関税が発動し、その影響が注視されています。早速、日米両政府の認識の食い違いに対し、赤沢亮正・経済再生担当大臣が訪米し交渉するなど問題が噴出。ただ、現状のところ市場がネガティブに反応することはなく、むしろ赤沢大臣が交渉を成功させたと報じられた週末は日経平均が大幅高となりました。「日本企業はこれまで幾多のプレッシャーを乗り越えてきた。今回もコストダウンや新製品の開発、リストラなどで乗り切る」と語るのは大人気相場コラム「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 船の大敵を退ける『知られざる世界企業』とは?」の北浜氏。物色面ではトランプ米政権が投資を強めている造船業界に着目し、今週もアクセスランキングトップ10入りとなりました。 そのほか相場コラムは、当面は「森を見ず、木を見よ」の投資戦術が有効として個別戦術を勧めた「【杉村富生の短期相場観測】 ─個別物色機運は極めて旺盛!」などすべての記事が上位入りとなっています。<相場観特集>では桂畑氏のほか、内藤証券 チーフ・ストラテジストの田部井美彦氏に見通しを伺いました。どの記事もお見逃しなく。 【村瀬智一が斬る!深層マーケット】決算ピークで業績手掛かりの物色が続く 富田隆弥の【CHART CLUB】 8月は上値追いも、高値圏で乱高下 有沢正一(岩井コスモ証券)が斬る ―どうなる?半年後の株価と為替― 武者陵司「トランプ革命が日本にも起きるのか」 桂畑誠治氏【波乱展開で一時4万円台割れ、下値リスク再燃か】(1) <相場観特集> 田部井美彦氏【波乱展開で一時4万円台割れ、下値リスク再燃か】(2) <相場観特集> 全体相場は関税発動の影響を受け内需株シフトが鮮明です。今週はTOPIXが史上最高値を更新。また、日経平均も一時4万2000円台に乗せ最高値更新まであと392円まで迫りました。個別株物色意欲の強さも際立っており、26年3月期第1四半期(4-6月)の決算発表がピークを迎えるなか、好決算銘柄への買いが相場を支える展開となっています。引け後の開示情報を一覧にした株探の看板記事【明日の好悪材料】は、この時期は注目の決算発表と業務提携や公開買付などの開示情報を併せて確認することができ、非常に効率的です。今週、【明日の好悪材料】がランキング1~3位を独占、すべての記事がトップ10入りの快挙となりました。 【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月1日発表分) 【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月4日発表分) 【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月5日発表分) 【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月6日発表分) 【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月7日発表分) 引け後の決算発表から特に“サプライズ”となるものをまとめた【サプライズ決算】の人気も高く、決算発表シーズンはこれらの記事がランキング上位を埋め尽くすことになります。株探ではこの期間中、通常17時に配信している【サプライズ決算】は16時40分に<速報>、18時に<続報>の2本を配信。また、株探プレミアム会員向けにはサプライズ決算を“超速報”として15時40分と16時10分に配信します。時間外取引を利用される方には、特に有用な情報となっています。加えて、7日からは新たに当日13時30分までのサプライズ決算を紹介する「場中速報」の配信を開始、決算情報の提供に死角はありません。 ★本日の【サプライズ決算】続報 (08月04日) ★本日の【サプライズ決算】続報 (08月05日) ★本日の【サプライズ決算】続報 (08月06日) ★本日の【サプライズ決算】続報 (08月07日) ★本日の【サプライズ決算】続報 (08月08日) 更に、その日の決算発表で“増収増益”となった銘柄だけをリストアップした「“好発進”企業を追う! 25年4-6月期【増収増益】リスト <成長株特集>」も配信中。ピークとなった8日は800社を超える決算発表がありましたが、これらを効率的にチェックできる人気記事です。今週配信した記事は以下の通りです。 “好発進”企業を追う! 25年4-6月期【増収増益】リスト <成長株特集> 8月4日版 “好発進”企業を追う! 25年4-6月期【増収増益】リスト <成長株特集> 8月5日版 “好発進”企業を追う! 25年4-6月期【増収増益】リスト <成長株特集> 8月6日版 “好発進”企業を追う! 25年4-6月期【増収増益】リスト <成長株特集> 8月7日版 “好発進”企業を追う! 25年4-6月期【増収増益】リスト <成長株特集> 8月8日版 銘柄スクリーニング特集では、決算シーズンの大定番「利益成長【青天井】銘柄リスト」がスタート。25年4-6月期に経常利益が全四半期ベースの過去最高益を更新し、更に通期計画も過去最高益を見込んでいる銘柄をピックアップしました。〔第1弾〕は今週のランキング6位を獲得、待望の〔第2弾〕は11日の19時30分配信予定です。お見逃しなく。 <割安株特集>では高利回りランキングにアクセスが集中。「8月に配当取りを狙える【高利回り】ベスト30 <割安株特集>」がトップ10入りしたほか、「【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 8月6日版」も上位ランキング入りとなっています。「10万円以下で買える」シリーズも定番人気となりました。 10万円以下で買える、高利回り&低PER 21社【プライム】編 <割安株特集> 10万円以下で買える、高利回り&低PER 25社【スタンダード】編 <割安株特集> 投資テーマ関連では、AIの普及によってデータセンターなどの電力需要が急増することが予想されるなか、注目が集まっている「原子力発電」のいまを追った「電力需要急増で増設へ本格始動、動兆前夜の『原発関連』有望6銘柄 <株探トップ特集>」が4位にランクイン。「国土強靱化」を追い風に老朽化したインフラの整備を進める「建設株」にスポットを当てた「国土強靱化の追い風続く、『建設株』は国策に乗り長期上昇波に突入 <株探トップ特集>」は12位を獲得しました。そのほか以下の記事も多くの方に読まれています。 トランプ関税発動で出番到来、「スマートファクトリー」関連が急浮上 <株探トップ特集> 新サマーストックとして再注目、映画でも大人気の「アニメ関連」銘柄群 <株探トップ特集> ブーム長期化へ!個性爆発スイーツ「ドーナツ関連」妙味株ロックオン <株探トップ特集> 「データセンター」が首位、AI半導体周辺と原発関連などにも人気波及<注目テーマ> 「半導体製造装置」がランキング11位、東エレクの下方修正などで先行きに警戒感も<注目テーマ> 今週の株探プレミアムコラムは2記事をお届け。1記事目は「目指せ億トレ、頑張り投資家さんの稼ぎ技」で超人気記事となった“ノリノリさん(ハンドルネーム)”の投資手法を深掘りした特別編を「株探プレミアム・リポート」としてお届け。「跳ねる増配銘柄は、期初予想に難あり!?」では、増配銘柄958社のデータを徹底的に分析し、増配によって株価が上昇に転じた“跳ねる”増配銘柄に共通する特徴を詳細に解明。さらに2ページ目には抽出した銘柄を“今期に反転上昇が期待される候補銘柄リスト”として掲載しています。 2記事目は「個人投資家大調査-2025」のアンケート回答者へのインタビューを基にした「すご腕投資家さんに聞く『銘柄選び』の技」より、配当狙いの投資戦略で着実に資産を増やしてきた投資家さんたちのシリーズ最終回をお届け。今回は株式投資を会社員生活に見立てて、毎月配当を受け取る投資戦略で50代でのFIREを達成した“アルマーニさん(ハンドルネーム)”が登場。「『減給するなら即転職』の投資戦略で、早期退職後に1億円超え」では、株価に一喜一憂しない配当重視のポートフォリオを構築した手法と表計算ソフトを用いた銘柄管理術を解説していきます。プレミアム非会員の方も1ページ目が無料でご覧いただけます。 株探プレミアムは初回登録時のみ30日間の“無料体験”ができます。まだの方はぜひ無料体験をお試しください。“過去25期分”の業績や「成長性」「収益性」といった指標の表示、サプライズ決算の“超速報”など、投資に有用な情報が満載の株探プレミアム。詳細は「株探プレミアムのご紹介」ページをご覧ください。皆様のご加入をお待ちしております。 株探ニュース