スポーツF、今期経常を10%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も2円増額

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決算

 スポーツフィールド <7080> [東証G] が8月8日大引け後(16:30)に決算を発表。25年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比28.0%増の7.2億円に伸びた。
 併せて、通期の同利益を従来予想の10億円→11億円(前期は8.7億円)に10.0%上方修正し、増益率が14.7%増→26.1%増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益は前年同期比22.7%増の3.7億円に伸びる計算になる。

 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の17円→19円(前期は16円)に増額修正した。

 直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比30.1%増の2.1億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の17.4%→20.0%に上昇した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 2025年12月期通期連結業績予想について、下記の理由により前回発表予想を修正いたしました。新卒者向けイベント売上高は、1,871百万円(前回発表予想1,864百万円)へ上方修正いたしました。来場型・中小規模イベントを中心に企業の出展ニーズが引き続き強く、特に2027年卒向けイベントの受注進捗が2026年卒向けイベントの前年同期実績を上回っていることから、上方修正をいたしました。新卒者向け人財紹介売上高は、1,236百万円(前回発表予想1,223百万円)へ上方修正いたしました。就職活動の早期化に対応し、上半期の売上高が増加したことから、上方修正をいたしました。既卒者向け人財紹介売上高は、1,116百万円(前回発表予想1,086百万円)へ上方修正いたしました。成約単価及びスポジョバ等からの複数ルートによる人財紹介案件数が当初想定を上回っていることから、上方修正をいたしました。販売費及び一般管理費は、3,097百万円(前回発表予想3,133百万円)へ修正いたしました。人件費は、新卒・中途社員の採用に引き続き取り組むが想定を若干下回る見込みです。地代・家賃は、前年実施した既存オフィスの増床・移転を含め、想定通りとなる見込みです。広告宣伝費については、広告効率を見極めつつ投資を継続するも概ね想定通りとなる見込みです。その他の販売費及び一般管理費は、人員増に伴う諸費用により増加するも概ね想定通りとなる見込みです。以上の理由から、2025年12月期通期連結業績予想について、売上高は4,400百万円、営業利益は1,100百万円、経常利益は1,100百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は715百万円にそれぞれ修正いたしました。

 当社は成長過程にあり、事業拡大のための成長投資を最優先としつつ、同時に株主への利益還元を経営上の最重要課題と位置付けております。配当につきましては、安定的な財務基盤を維持するとともに将来にわたって企業価値を高めるための投資資金を確保しながら、配当性向20% を基準として、継続的かつ安定的な配当を行うことを基本方針としております。2025年12 月期の期末配当予想につきましては、上記の業績予想及び配当方針に基づき、1株当たり19円に修正することといたしました。※上記予想は、本資料公表日現在において当社が入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により異なる可能性があります。

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