株価指数先物【昼】 7月24日の高値4万2080円が射程に入る
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日経225先物は11時30分時点、前日比950円高の4万1950円(+2.31%)前後で推移。寄り付きは4万1200円と、シカゴ日経平均先物清算値(4万1090円)を上回り、買いが先行して始まった。寄り付き直後につけた4万1150円を安値に上へのバイアスが強まり、終盤にかけて4万1960円まで上げ幅を広げた。 7日に四半期決算を発表したソフトバンクグループ<9984>[東証P]が10%を超える大幅高となり、1社で日経平均株価を300円超押し上げる形になった。アドバンテスト<6857>[東証P]や東京エレクトロン<8035>[東証P]など指数インパクトの大きい値がさハイテク株も買われており、日経平均型のインデックス買いが相場を押し上げている。 日経225先物はボリンジャーバンドの+2σ(4万1900円)を捉えてきたことで、ショートカバーも入っているようだ。3連休前にショートポジションを圧縮する動きに向かわせており、+2σを明確に上抜けてきたことで、7月24日の高値4万2080円を捉えてくる可能性がありそうだ。後場は膠着感が強まる可能性はあるが、短期的なショートは避けておきたい NT倍率は先物中心限月で13.80倍に上昇した。ボリンジャーバンドの-2σと-3σとのレンジ内での水準を続けていたが、-2σを上抜けてきた。75日移動平均線(13.80倍)を捉えてきており、同線を突破してくるようだと、NTショートを巻き戻す動きが一段と強まりそうだ。 株探ニュース