ETS・G、今期経常を一転8%増益に上方修正
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ETSグループ <253A> [東証S] が8月8日昼(11:30)に決算を発表。25年9月期第3四半期累計(24年10月-25年6月)の連結経常利益は前年同期比23.2%増の5億4200万円に伸びた。 併せて、通期の同利益を従来予想の4億4300万円→5億8600万円(前期は5億4400万円)に32.3%上方修正し、一転して7.7%増益見通しとなった。 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結経常利益も従来予想の7100万円→2億1400万円(前年同期は6100万円)に3.0倍増額し、増益率が16.4%増→3.5倍に拡大する計算になる。 直近3ヵ月の実績である4-6月期(3Q)の連結経常損益は1億7000万円の黒字(前年同期は4300万円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-2.2%→5.9%に急改善した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 電気工事業セグメントにおいて、電力事業の基幹送電線工事が順調に進捗するとともに、設備事業の特別高圧受変電所設備工事の順調な進捗が見込まれ、両事業における採算の改善も見込まれること、また不動産関連事業セグメントにおいて、売上および利益が想定通り順調に推移することが見込まれることから、売上高につきましては微増となりますが、営業利益、経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益において予想を上回る見通しとなりましたので、上方修正いたします。上記の業績予想に関する記述は、当社が現在入手可能な情報及び合理的と判断する一定の前提に基づいており、リスクや不確定要素等の要因が含まれております。実際の業績等は様々な要因により、これら業績予想とは異なる結果となる可能性があります。