ダイフクが急伸、25年12月期利益予想及び配当予想を上方修正

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 ダイフク<6383.T>が急伸し21年1月以来約4年7カ月ぶりの高値をつけている。7日の取引終了後、25年12月期の連結業績予想について、営業利益を815億円から870億円、純利益を650億円から680億円へ上方修正し、あわせて中間・期末各32円の年64円としていた配当予想を中間・期末各34円の年68円へ引き上げたことが好感されている。

 豊富な期首受注残高をベースに計画通りに進捗していることから、売上高は6500億円の従来見通しを据え置いたが、生産の効率化をはじめとするコスト削減への取り組みにより収益性が向上したことで、各利益を上方修正した。なお、前期は決算期変更の経過期間に伴い9カ月決算であったため、前期との比較の記載はない。

 同時に発表した6月中間期決算は、売上高3264億8900万円、営業利益511億300万円、純利益376億2300万円だった。一般製造業・流通業、半導体生産ライン、自動車生産ライン向けが、豊富な期首受注残高をベースに順調に推移。会社算出による前年同期比では売上高は7.9%増、営業利益は34.0%増となった。

出所:MINKABU PRESS

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